2年生で実施 8時間
内訳
問題発見:1時間(チャットボット学習教材を提示する、1ヶ月前に実施した)
基本学習:1〜3時間 ※生徒の進捗状況や授業時間の確保の関係で差が出ています。
問題解決(夏休み前):0〜2時間 ※大会期間と重なったため、授業を受けられない生徒が見られた。夏休み前の課題に向けて、2時間分の解説動画を作成して配信した。
問題解決(夏休み中):各自
問題解決(夏休み後):3時間
前任校で、課外活動において使用したことがあった。テキストプログラムを学習させたいという思いから、授業で使用してみようと考え導入した。高校でのテキストプログラムへの接続として、有効的だと考えている。
Webデザインの仕組みを考える力、チャットボットを活用した問題解決力
基本のプログラム学習では、体験的にHTML、CSS、JavaScriptのコード入力の手法を学ぶことができる。「課題」として、手順が表示されているため、スムーズにプログラムを学び、実行して結果を知ることができる。学習展開の進みが速くなった。。
また、管理画面で一括して生徒の進捗を確認したり、学習評価を行うことができるため、校務の時間短縮につながっている。
他のWebデザイン学習教材と比較したときに一人あたり250円(1年間)で使用できるのも魅力的である。
問題解決の学習では、生徒一人一人が問題を見い出すところから学習がスタートする、最終的に完成するチャットボットは、生徒それぞれで異なるため面白い。
進めていくうちに、進捗状況に差が発生する。そのような時は、管理画面から生徒の進度を確認しておき、進捗状況が同じ段階の生徒を班に集めるようにした。同じ進み具合の生徒同士で学び合いを行う姿が見られた。 また、進みが遅い生徒にはシステム上のトラブルやコード間違いによるエラーが発生していることが多く、教師の手が入ることによってトラブルを回避することになった。その後は順調に進めていたため、進捗状況による座席変更が有効的であった。
問題解決の場面ではパフォーマンス課題として、「市役所、町村役場の担当者から依頼され、自分の住む地域の問題解決をチャットボットシステムで解決する」という内容を示した。生徒たちは、システムエンジニアになりきって問題解決に取り組ませることで、学習へのモチベーションを高めた。
【また、コードを考えるときに生成AIを活用させたことで、生徒の構想をチャットボットに実現しやすくなった】⇨教育効果を検証して発表できればと考えています。
問題解決の段階では時間がかかることが予想されるため、今年度から夏休みの課題とした。
コードHTML、CSS、Javascriptと進む内に「難しくなった」と話す生徒が見られた。その言葉と表情からは、課題を達成していく過程で得られた成就感を話しているように感じられた。
学習進度が遅くなっている生徒から「先生どうすればいいですか?」という声が聞こえてきて、粘り強く問題解決に取り組む姿に変化していた。
夏休みの課題と抱き合わせて、プログラミングコンテストの応募を兼ねた。授業で学んだことを活かして、制作したチャットボットシステムを出品することになるので、学習意欲の向上につながっている。
基本のプログラムの学習テーマが「学校の給食紹介チャットボットを作ろう」となっている。しかし、本校では牛乳給食で弁当持参となっているため、テーマが本校の実態にあっていない。例えば、 部活動紹介や趣味の紹介といった別なテーマを選択できるようになるとありがたい。
学習評価にも使用できる小テスト機能がある。しかし、回答したあとに正答が出ないため、生徒は正解したのか間違ったのかを容易に確認することができない。例えば、回答したあとに正答を出すこと、一週間経ったら再度小テストにチャレンジできる機能がつくと、知識の定着と学習意欲の向上に結びつくと考えられる。
授業を通して、Webデザインと双方向性通信の問題解決の経験値を積ませることで、未来の技術者の育成につながるようにしていきたい。また、問題解決における構想に応じたプログラミングの段階では、 生徒が自在にプログラムを組むことができるように、補助教材の準備や指導法の改善に取り組みたい。
チャットボット学習教材を使用することで、プログラムを教師が教え込む姿から、生徒が主体的にプログラムにチャレンジする姿に変化しました。さらに、プログラミングを極めたいという生徒が、教師の知識や発想を乗り越えて活躍する姿が見られるようになりました。生徒から学ぶ授業となります。